ママ×Webライター×美容マニアnyaianの日記

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ゆるキャリで自分らしくを模索する日々。過去と今の体験をもとにブログを書いています。少しでもお役に立てれば幸いです。

初心者Webライターの方へ。情報発信に責任を持つということ【ネットリテラシーを考える】

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こんにちは。Webライターyuki(nyaian)です。

先日、こんなツイートをしました

他のライターさんからも反応があったので、今回は、このツイートについて記事にします。

そもそも、なぜこんなツイートをしたのか?

f:id:nyaian:20190702122830j:plainうちの主人…新聞&テレビ派でめったにネット検索はしないのです。

↑こんなアラフォーいるんですよ

にもかかわらず、めずらしく主人がネットで検索したみたいで。

「〇〇(家電)を買うなら今がお得!だから今日買いにく!」と。普段、ネット検索をしない人の情報ほど胡散臭いものはない(ごめん、旦那くん)…と感じた私は、改めて検索してみたのですね。

Google検索トップ10サイトを眺めたところ、「○○を買うならお得」とされる日は、サイトによってまったく異なりました。

そこで私は、トップ10サイトの情報をまとめてメモにして、電気屋さんに行って確認してみました。

複数の店員さんとお話させていただき(店員さん、忙しいところありがとうございます)、結果として、10サイトの情報はあってもいるし間違ってもいると。

むむむ。

今回の件で、改めて考えなければならないと感じたのは次の通りです。

  • ネットで情報を発信する人は、正しい情報を元にユーザーのためになる情報を発信する
  • ユーザーは、ネット上の情報をうのみにするのではなく、正しい情報かどうかをきちんと確認する

Webライターはコタツライターとも言われ、取材はせずにインターネット上の情報を参考にする機会が多々あります。

つまり、情報発信者でもありユーザー(情報取得者)でもある。だからこそ、Webライターは情報を見極める目を養い、正しい情報を発信する力が必要になるのではないでしょうか。

それはつまり、ネットリテラシーをきちんと身につけましょうということです。

ネットリテラシーとは「インターネットの便利さと脅威、ルールを理解し、適確な情報を利用して、よりよい情報発信をすることができる能力」のことを意味し、インターネットを利用するシーンでは必要不可欠なものです。この定義は当機構が学識経験者を中心に独自に策定しました。

引用:ネットリテラシー検定機構 ネットリテラシー検定とは

 私は、出版社に勤務していたことがあるのですが、その時こんなことがありました。

「え?ウィキペディア参考にして書いてます」と胸を張った人、要注意です。ウィキペディア不特定の執筆者が記事を書いています。

有用な情報があることは否定しません。しかし、「読者のためになる記事」を執筆するにあたり、本当に信頼に足る情報なのかどうか、一度、考えてみてくださいね。

ライターとして情報発信に責任を持つ

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google検索でトップ10サイトの内容をリサーチするのは、情報取得だけでなく記事構成力やライティング力向上などに有用です。

やはり、上位に表示されるだけあり、記事構成やキーワードの取り入れ方、文章など勉強になる部分が多々あります。

しかし、その情報を100%信用するのはNG

トップ10サイトには、メーカーの公式サイトやキュレーションサイト、個人ブログが入り混じっていますよね。

サイトから情報を取得するときは必要な箇所の裏付けをとることが、ライターに求められているのではないでしょうか。

裏付けはどうやってとるのか

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その道の専門家、メーカーへの取材で自ら情報を得る方が良いのですが、Webライターではなかなか難しいかもしれません。

ですが、できることはやって、正しい情報を得るようにしたいですね。

私は、美容ライター(スキンケアジャンル特化)をしているので、肌への効果を伝えるときは細心の注意を払っています。 

必要なら、実際にどんな効果が得られるかを証明した論文を読みます。

化粧品メーカーに電話やメールで問い合わせ、メーカーが出している検証結果をチェック、ビューティーアドバイザーに話を聞くなどもしています。

どんなジャンルの記事を書くかによって、裏付けの取り方は異なります。

初心者ライターなら、まずは、Webサイトの記事だけを参考にするのはやめるところから始めてみましょう。

おわりに

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さまざまな情報を自分なりに精査して、読者のためになる記事を書くことを続ければ、自分自身の記事の質は高まります。

記事の質が高まれば、結果として自分のライターとしての価値がUP。高単価案件も獲得しやすくなるのではないでしょうか。

今回は、ちょっと先輩風をふかせて、偉そうなことを書いてみました。

私自身もまだまだ勉強の途中ですが、出版社勤務の経験やWebライターとして仕事をする中で感じたことを元に、本記事を執筆しました。